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ホーム >> イッシー博士の研究所 >> イッシー博士のコラム >> 第6回:インドよもやま話
第6回:インドよもやま話
博士!今日は何のお話を聞かせてもらえますか?
今、ソフトエンジニア等のIT先進国として注目を浴びているアジアの巨像「インド」について今回は話してみよう。
確かにインドはソフト開発を始め、BRICsの中の一つとして急速に経済成長を遂げている国だと言うのはニュース等でよく耳にしますけど、石材とインドは関係があるんですか?
石材とインドはずっと以前から深ーい関係があるんじゃ。南インドの大都市チェンナイは知っておるかの? 昔はマドラスと呼ばれていた都市で東インド会社の本拠地があった場所と言えばわかるかの?
世界史の授業で習ったような。。。
ふん。 そのチェンナイ以南は黒御影石の一大産地なんじゃ。 日本のお墓に使用されている黒御影石の多くがここから採れる石なんじゃよ。 この辺りは4〜6月頃が一年で一番暑い季節で40度をゆうに超える過酷な地域なんじゃが暑い時期に掘り出された原石が太陽の熱で割れてしまうほどなんじゃ。 黒御影石だから光を吸収し易いんじゃな。それを防ぐ為に、インドでは採掘された原石にココナツの葉っぱを掛けるなどして保護しておるんじゃよ。原始的なやり方に見えるがこれがなかなか効果的なんじゃ。 こうやってインドの人が苦労して採掘した原石が切断、研磨等の加工を経て日本のお墓になるんじゃな。 
へー。 熱で石が割れるって。。。 想像を絶する暑さですね。
近代化された御影石丁場 砂岩工場のラクダと謎の現地人
インド中部の都市ハイデラバードから中南部のバンガロール、これはインドのシリコンバレーと呼ばれておる都市じゃがこの地域一体からは様々な色のユニークな御影石が採掘されておって、これらの御影石は日本のみならず世界中の建築物に使用され街を彩っておる。 日本でも多くのビルや建築物に使用されておるんじゃよ。
へえー。そんなんですか。 インドと言えば仏教の発祥地でサリーの国と言うイメージしかなかったんですが、石を通して日本と関係があったなんて知りませんでした。
その通り。 北部のラジャスタン州近郊では砂岩と呼ばれる軟石が採掘され、粘板岩や石英岩も大量に生産されておる。 女性が好きな宝石も多く生産されるインドは鉱物のデパートとも言えるの。インド北部はマハラジャで有名じゃが、マハラジャが住んだお城の多くは砂岩で造られており南インドは御影石、北インドは砂岩の産地ときれいに分かれておるんじゃな。南インドは荷物を運ぶ牛を多く見かけるが、北インドではその役目はラクダが負っておる。 砂岩は御影石に比べて比重も軽く、採掘される原石のサイズも小さい為、砂岩をラクダが運んでる風景も見ることが出来るんじゃ。
ラクダが運んだインドの砂岩を日本の建築物に見ることが出来るなんて、不思議な気分です。
勿論、インドの石材業界の進歩も目を見張るものがあり、以前は採掘方法一つを取っても随分と効率が悪かったが最近ではワイヤーソー等を導入した最先端の丁場が増えてきておるんじゃ。 ラクダや牛が荷物を運ぶ姿も数年で見られなくなるかもしれんな。
でもさすがのインドも大理石は無いんじゃないですか?
ふん。 タージマハールを見たことはないんかの。 あの真っ白な建物はペンキで塗ったとでも思っておったのか?まあ、確かに種類は少ないがインドは大理石の産地でもあるんじゃ。 例えば、日本では緑の大理石(蛇紋岩)と言えば台湾からのものが有名じゃが、ヨーロッパではインドの緑大理石はものすごくポピュラーな石の一つなんじゃよ。インド産のものは石自体もそうじゃが、その用途のバラエティーの多さは世界一と言っても過言ではないじゃろう。日本の石材製品加工基地となった中国を見れば一目瞭然。 中国で最も多く輸入されている石材はインドの御影石じゃよ。  石自体のバラエティーの豊富さに加えて、建築、墓石、景観材等、様々な用途で使用されるインドの石材は重宝されるんじゃな。
今まで街を歩いても、使われている石がどこから来たかなんて考えた事もありませんでしたけど、こうして詳しく聞いてみると興味が湧いてきました。
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