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第2回:スペイン大使館の外壁
やあ、サファイア君。しばらくご無沙汰してたけど、元気かね。
はい、博士。休みが取れたので、しばらくイタリアやスペイン、ギリシャ、トルコに研修旅行へ行ってきました。
あ、博士にお土産買ってきましたよ。はい、これ。イタリアモデナのバルサミコ酢です。今日本でも人気の、ブドウが材料の16年以上樽熟成させたお酢なんです。肉料理や魚料理、デザート、果物、何にでも合っておいしいですよ!
おお、ありがとう。遠慮なくいただくよ。ところで、何か面白い出来事はあったかね。
はい、色々と勉強になりました。今回の旅で「石の名前」に関してとっても良くわかったんです。石屋のおじさん達、とっても親切丁寧に教えてくれました。
ほう、どんなことを教えてもらったのかね?
大体の昔からある石には、名前のつけ方に同じパターンがあるんです。それも石材加工が大昔から盛んだった地区、主にラテン系の言語を使用している国の言葉が多いのです。一番多いのは、
『地名 (産地)』+『色』や『柄』 で命名
例: 「ビアンコ(白い)カララ(地名)」「ドラマ(地名)ホワイト」「タソス(地名)ホワイト」「ジャロ(黄色)シエナ(地名)」「ロッソ(赤)アリカンテ(地名)」「ネロ(黒)マルキーナ(地名)」など色々あります。
それと「タイガーベージュ」のタイガーもトルコの有名な川(ティグリス=タイガー)のことなんですよ。
ビアンコカララ ロッソアリカンテ タイガーベージュ
そして次は、
『色の呼び名』+『柄の呼び名』
例:「ネロ(黒)」「ロッソ(赤)」「グリジオ/グリス(灰色)」「アズール(青)」「ローザ/ロザート(ピンク)」「チェロ(空色)」「オロ(金色)」「アルジェント/プラタ(銀色)」「ビオラ(紫)」「ベルデ(緑)」
*後は万人に共通する色が認識されるもの。
「マルフィル/アボリオ(象牙色)」「モカ(ベージュ)」「フィオレデベスコ(桃の花)」など。さらに濃淡を意味する「キャロ(薄)」や「スクーロ/オスクーロ(濃)」もつけることがあります。これらの色の呼び名と、柄の呼び名の「パリエリーノ(藁屑柄)」「ペルリーノ/ペルラティーノ(真珠、真珠貝模様)」「キョッチョラート(貝殻模様)」「モッサ(暴れ柄)」「アラベスカート(唐草模様)」などとの組み合わせです。
フィオレデベスコ ペルリーノロザート
サファイア君にもなじみが多い言葉が多かったのではないかね。
はい。ラテン語の辞書と地図があれば、石がどこで取れるかやどんな色柄だとか大体想像ができそうですよね。
うむ。ただし、従来から世界で流通している有名な石に限るのだよ。特にヨーロッパの昔からの石は産地が名前になってりうことが多く、地元の石屋さんの誇りが感じられる。
さすがは歴史あるヨーロッパの石屋さんですね。博士もさすが、やっぱりよくご存知ですね!
近年の世界的な石材需要のために今では、東トルコ、エジプト、レバノン、イラン、モロッコ、その他各地で“新しい石の世界市場参入”が起こっているのだそうです。地元では、ちゃんとアイデンティティーのある名前をもっているのですが、外国では反対に産地がわからないような名前で意図的に流通されているのが現状なんです。
石の商売も競争が激しくなって、なんだか世知辛くなったの〜。
ありがとう、サファイア君。大変興味のある話だね。次回の面白い話を楽しみにしているよ。
はい、博士。それでは、また〜!
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