松下産業

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海外とのやりとりにおける
さまざまな手続きを担い、
松下産業の貿易事業をバックアップする

  • ロジスティック・センター 貿易事務グループ
    グループリーダー
  • 1999年入社
  • 1999年入社

Profile

福岡県出身。大学では建築学を専攻し、卒業後に松下産業に総合職として入社する。工事、調達、商品開発など各部門での業務を経験し、2015年よりロジスティック・センターに配属。貿易事務を担当している。

建築の知識を生かして工事部で活躍。新部署立ち上げにも貢献

学生時代は建築関連の企業を中心に就活を行いました。大学で専攻した建築学の知識を役立てたかったんです。 当時は建材といえば、コンクリートや木材がメインというイメージでしたが、そのひとつに“石”があることを松下産業の会社説明会であらためて気付かされました。実際の施工例を見て「なんて、きれいなんだろう」と感動したのを覚えています。一見無機質だけれど、ぬくもりがあって、自然が生んだ模様も多彩で美しくて。「石という商材を使って、建築の仕事に携わってみたい!」という思いが高まりました。

念願かなって松下産業に入社後、最初に配属されたのは工事部です。そこでは建築関連の知識を生かして、ゼネコンや設計事務所への営業活動を行っていました。それから数年後、中国からの製品輸入の動きが会社全体の動きとして活発化し、仕入れを専門とする調達部門が発足。立ち上げメンバーになってほしいと私に声が掛かったんです。工事部での仕事にやりがいを感じていたので、異動には正直、戸惑いがあったのですが、その一方で「新しい分野に挑戦できる!」とワクワクしたのを覚えています。

調達部門に移ってからは輸入書類のチェックや資料作成を担当し、できたばかりの部内の仕組みづくりにも奔走しました。試行錯誤し、トラブルを乗り越えながら、少しずつ改善を重ねていきましたね。 部の体制が徐々に整い、業務が軌道に乗ってきたときは、苦労した分とてもうれしかった。海外とやりとりする調達部門での仕事は、現在の貿易事務にも役立っていますし、そこで多くの商品知識を蓄えられたのも良かったと思っています。

向江 咲子

スムーズな通関のため、入念な書類チェックと臨機応変な対応を心がける

2015年からはロジスティック・センターに在籍し、貿易事務を行っています。皆さんもご存じのように、貿易とは海外の取引先と商品などの売買を行うこと。当社では原石や石材製品の輸入をメインに行っていますが、まず海外のサプライヤー(仕入先)と売買契約を交わして、現地から製品を送ってもらいます。日本の港に製品が到着すると、通関業者に依頼して通関手続きを行い、税関からの許可が下りると、無事当社に製品が届けられるというのが大まかな流れです。

こうした流れの中で、貿易事務は主に通関書類の確認とサプライヤーへの代金支払、通関費用の計上などを担当します。注文した製品が期日までに届くようスムーズなサポートを行うのが、私たちの大きな役割。どの製品をいつまでの期限に仕入れるか、発注元の営業担当者に確認を取りながら、製品名や数量、金額、出荷時期など間違いがないよう書類内容をチェックします。 営業担当者から「この製品は急ぎで仕入れてほしい」という依頼を受ければ、その納期に対応できる通関業者を探したり、船便では間に合いそうにない場合は航空便を使ったりとフレキシブルな対応も考えます。また海外とのやりとりなので、どうしても予期せぬトラブルが発生することも。時と場合、費用に応じて、臨機応変に仕事を進めることが重要です。

多岐にわたる業務をミスなく、効率よく進めるため、その日にまず何をすべきか必ず優先順位をつけて取り組んでいます。特に、週の前半は海外からの書類が集中して届くので、チェック作業に追われますね。書類に不備があるとスムーズに税関を通れず、納期に遅れてしまうことにもなりかねないので、チェックにはいつも細心の注意を払っています。

田中 佳亮
田中 佳亮

チャレンジ精神は語学力よりも大切な武器

石を使った建築をやりたい―。そんな気持ちで松下産業に入社して以来、工事や調達、商品開発やWEB・インターネット事業など、さまざまな部署でさまざまな業務に携わってきました。そして今、入社当時は思いもよらなかった貿易の仕事に携わり、大きなやりがいを感じています。

新しい業務を経験するたびに、新しいチャレンジの連続。振り返ると、経験したことすべてが現在につながる財産になっていますね。貿易事務を担当するようになってから、英語の勉強も少しずつですが始めました。書類を読むのには慣れてきましたが、今後はさらに会話力を身に付けて、海外の取引先と密にコミュニケーションを取り、新しい商品の開拓にも挑戦できたらと思います。

松下産業は、意欲さえあればチャレンジの場をいくらでも与えてくれる会社です。とりわけ海外事業や海外とのやりとりに興味のある人には、とても理想的な環境が整っていると思います。 貿易関連の仕事に向いている人の条件は、異文化を尊重することができて、かつ相手の懐に物怖じせずに飛び込んでいく勇気を持っていること。入社当初は語学力に自信がなくても大丈夫。私だって現在の部署に移るまでは、語学が達者だったわけではありませんから。探究心と向上心があれば、きっと楽しく仕事ができるはず。皆さんと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています!

ある一日の流れ

8:30出社
9:00メールチェック
通関書類の確認
入力担当者への指示書作成
11:45昼休み
12:30通関書類の確認書類作成等
銀行での支払い等
社内書類作成等
通関業者への輸入通関依頼
海外送金書類作成・銀行への持込等
18:30退社
向江 咲子