松下産業

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10年経験を積んでも、まだ“ひよっこ”。
深淵な石の世界で
プロフェッショナルを目指す

  • 三重工場 工務グループ
    グループリーダー
  • 2017年入社
  • 2017年入社

Profile

石材加工会社の職人として、石の切り出しから磨き、仕上げ、梱包まで全般の経験を積む。2017年に松下産業に中途入社。三重工場の生産グループに所属し、石材加工の工程管理を行っている。

石切りから研磨まで、腕を磨いた職人時代

石材には大きく分けて「大理石」と「御影石」の2種類があります。それぞれに良さはありますが、私は特に大理石にうっとりするような魅力を感じますね。 幼い頃から石が好きで、きれいな石を見つけては拾い集めて、家に持ち帰っていました。将来、石にまつわる仕事に就くほど、深くハマってしまうとは思ってはいませんでしたが(笑)。

松下産業に入社する前は、岐阜県にある石材加工会社で15年ほど働いていました。テーブルの天板や建物の壁に使用する石材の加工を行う職人として、一通りの技術をそこでみっちり叩き込まれました。 岐阜は石材加工業がとてもさかんな土地で、80歳を超えても現役で活躍する職人の方々がたくさんいます。10年経験を積んだくらいでは、まだまだ“ひよっこ”扱い。私も全ての工程の加工をこなせるようになったのは、15年くらい経ってからです。大変なことも多かったですが、やればやるほどおもしろく、奥が深い石の世界にどんどんハマっていきました。

安田 青光

工場の作業員を取りまとめ、高品質の加工を提供する

それから縁あって松下産業に入社しました。前職では繁忙期と閑散期の波があり、閑散期には石材加工以外の別事業を任されていたんです。しかし私はできれば一年中、ずっと石に触れていたかった。そういったもどかしさもあり、転職を決意しました。松下産業は事業規模も大きいし、安定性もある会社だと感じたので、常に石を扱っていたい私にとって、まさに理想的な環境だったのです。

私が松下産業で携わっている石材加工には大きく分けて二つの工程があり、一次加工では原石を「スラブ」と呼ばれる板材として切り出し、二次加工でスラブに研磨や詳細加工を施します。 私が担当しているのは、二次加工の工程管理です。スラブの切断、研磨、詳細加工、梱包など各パートの作業員たちを統括しています。作業員は皆、この道数十年の大ベテラン。彼らを取りまとめるのが私の役割です。 その中でも特に気をつかうのは、作業員との信頼関係の構築ですね。各パートの作業員一人ひとりに歩み寄り、仕様書には必要に応じてコメントを手書きすることもあります。前職での経験から「職人の気持ちが分かる」というのが私の強みであり、仕事の中でも生かされているように思います。

三重工場では営業担当者から発注を受けると、私が仕様書を作成し、材料を手配して、製作工程を管理します。業務は多岐にわたり、工場と事務所を走り回る毎日です。 営業担当者から「無茶だなあ」と感じる発注が来ることもたまにあります(笑)。しかしときには、それに応じてみせるのも大切なんですよ。新しいことに挑戦して、それまでにない技術が生まれるケースもありますからね。松下産業は長い歴史と豊富な実績を備えた会社ですから、それを実行できる確かな技術力がある。そんなときは「今までにない例だけど、やってみましょうよ」と作業員に声を掛けてチャレンジしています。

安田 青光
安田 青光

石への知識と同時に、ときにはタフさも必要

石材は他の建材に比べて費用もかかるし、扱いも難しい。それでもなお、石を使いたいという方がいらっしゃる。だからこそ、私たちは「いいものを提供したい」と燃えるんですよ。石には天然の素材ならではの美しさと風合いがあり、建材に用いると空間全体に風格をもたらしてくれる。それを目の当たりにするたび、やっぱり石は別格だなと感じます。

石の世界は、本当に奥が深い。たとえば、製品の完成度を20%アップしたいからといって、単純に時間と労力を20%上乗せすればいいわけではない。もともとの水準が高い素材ですから、それをさらに高めるためにはプラス50%、60%の取り組みが必要になるんです。 作業員のモチベーションを高め、スムーズに加工を進めるためには、相応のテクニックや配慮も求められます。現場でトラブルが発生したときには、臨機応変に乗り越えていかなければならない。この仕事をする上で大切なのは、まず石を知ること。そしてトラブルや壁にぶつかってもめげないタフさがあれば言うことなしですね。

石材業界に身を置いて、およそ20年。ようやく自分はプロだと自負できるようになってきました。目標は本物のプロフェッショナル。学ぶべきことはまだまだたくさんありますし、道のりは遠いですね。 深く知るほどに惹きつけられ、さらにその先を知りたくなる石の世界。その深淵な魅力に触れながら、さらに高みを目指します。

ある一日の流れ

7:30出社
7:45事務所の清掃
8:00朝礼
8:30本日の業務についての打ち合わせ(各工程の作業員と)
9:00仕様書作成
材料検品・手配
工場対応
工程組み立て
11:45昼休み
12:30仕様書作成
材料検品・手配
工場対応
工程組み立て
18:00仕様書作成(図面からの寸法拾い出しなど)
19:30退社
安田 青光